[AIIT]インターフェイス設計の8原則
認知科学はときに難解で数回に分けて行われている授業でもたびたび睡魔に襲われつつようやくあと1回を残すとこまできた。昨日は特に UI デザイナーにとってはとても重要な講義だった。
講義ではノーマンのメンタルモデルの話やよいデザインの4原則などが紹介されたのだけど、なかでも「インタフェース設計の8原則(Shneiderman, 1996)」は自分がデザインや設計を行うときに常に肝に銘じているもの。
UI の使い心地をダイレクトにユーザが感じてしまう今日のタッチデバイスのアプリケーションにおけるデザインでは非常に強力な原則だと実感しているものなので、この機会にもう一度おさらいをしておきたいと思ったのでエントリ書いてみました。
(でも、いっぺんにはできないのでちょっとずつw)
1. 一貫性を持たせる
「一貫性」とひとつかみにすると難しいのだけど、なぜ一貫性を持たせるべきなのか?という問いに対する自分の理解としては、
・「システム」と「ユーザ」のメンタルモデルの乖離を最小限にするため
・ユーザのメンタルモデル形成時において、ルールを設けることでユーザがデザイナーの意図したモデルを正しく学習できるようにするため
という感じ。
一貫性と言われて、手短かなところで例をあげると iOS のナビゲーション。
画面のリストをタップすると、画面が右から左にスライドしてより詳細な情報の画面へ遷移する。上のバーの左にある横向きベース形状のボタンをタップすると遷移元の画面へ戻れる。
詳細画面が左からスライドして現れることから「左から右に向かって情報が階層的になっている」というルールをあることを理解する。
遷移した画面の上部のバーの左側の横向きベース形状のボタンをタップするとどうなるか?(遷移元の画面に戻る)は、物理的な側面から類推することができる。
しかし、利用するうちに「左上にあるボタンは戻るボタンである」という感じに位置的記憶が強くなりすぎでMusic Appの「Store」ボタンを間違ってタップしてしまう、というようなエラーを招くこともある(あ、これ蛇足だ)ので注意。
情報構造のテンプレートを用意したり、アニメーションをつかって物理的なイメージを与えたり、ビジュアル的な記憶を使ったりして、一度使えばシステムのメンタルモデルを理解できるのはそういう手法によって生み出された一貫性によるもんなのだよね。
で、一貫性を持たせるためにはどんなことをするかというと、
(Model)
・情報の構造化(noun)
・コンテキストにおけるユーザのアクションの予測(verb)
・モードの利用
(Visual)
・空間的な記憶の利用
・正しいマッピング
・体制化の利用(ゲシュタルトの法則)
などを利用する。
デザイナーはとかく見た目の一貫性だけに固執してしまいがちだけど、そうではなくて全体として「一貫性」というものをとらえないといけないすね。自戒も含め。
てなわけで、今日はここまで。
時間ができたらまた続きをエントリします。
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